これまでセミナーのアンケート用紙や、メールなどでお聞かせ戴きました受講者・読者の方々の評価の一部をご紹介します。
「非常に感銘を受けました。まさに机上の空論ではなく、今から始められる実践的マーケティング手法だと思います。」(コンサルタント会社経営)
「捨てる、置き換える・・・の考えには、今まで私が勉強してきたこと、それをもとに考えていたこととは根本的に異なるアプローチが示されており感動しました」(商社経営)
「大変好評でした。参加者より、本当に良かった。聞きごたえがあった。と感謝されました。」(講演会主催者)
「経験談は開発コンセプトの理解に役立つと共に説得力がありました。考え方は海外でも共通点が多いものと思われますので、海外市場向け製品開発を行う上でも講義は非常に有益でありました」(メーカー海外事業部長)
「短い時間でしたがとても有意義な講義でした。特に商品コンセプト別の成功率の所では正直、当社の企画で常に言われている内容が、実は市場ニーズではないことに気づきました」(メーカー商品開発部マネージャー)
「開発のアイディアの限界を感じることも多くなっている。その中でステ・カン・バンの発想はひとつのヒントになり、自社の強みを生かすという発想が加わればもっともっと開発の範囲が広がってゆけると感じた。」(メーカー経営幹部)
「マーケティングは、どんな仕事においても必要だと思います。差別化、ニーズなどはよく使う用語ですが、改めてその使い方を考え直してみたいと思います」
「マーケティングは大学で授業をとっていたので、懐かしい感じもしましたが、そういう基本的な一般論的マーケティングへの逆説だったので、非常に面白かったです」
「なかなか自社製品が売れず、迷い悩んでいたときに出会い、非常に勉強になりました。また、その後の商品のPRや販売を大きく変えることができました」(システム開発会社経営)
「マーケティングという言葉は私も非常に使いづらかった言葉であり、人によって内容がばらばらになってしまう困ったワードでした。きっとこの使いづらいワードですべての日本の企業人が困っていると思います。森本先生の翻訳ワードは内容を非常に良く捕らえていると思います。このワードがもっと普及すれば、もっと日本企業が世界で競争力を持てるのではないかと思います。またその他の内容もよく真髄をついており、とても参考になり非常に感銘しました。ありがとうございます。」(会社経営)
「腑に落ちた。一言でいえば、そんな感じでしょうか。今までマーケティングで学んできたことが、何か分かったような気がしました。」(メーカー経営者)
「非常に実用性の高い内容だと、感激しました。とくに、差別化戦略で陥りやすい罠を、実に明快にご説明されている手際には舌をまきました。」(出版社)
「これまで、売れない理由を自分なりに分析していたのですが、一言で言ってしまうと「機能が足りない」という結論を出していました。不幸なことにうちの会社は開発会社なので、そう言う場合「では、機能を追加しよう」と、開発できてしまいます。それが大きな間違いであったことを、改めて感じました。実例、理論とも、うちの会社が陥っている状況を的確に説明されています。顧客が求めているのは、その商品ではなく、商品がもたらす結果なのだという基本的な部分(ドリルが欲しいのではなくて「穴」が欲しい)に立ち返り、考えてゆけば簡単に導き出せる答えなのですが、現場で必死になっていると、見落としてしまいがちです。
改めて、自社商品を考えてみると、商品が売れるだけの価値のある商品であることは変わりありません。しかし、PRの方法やPRの対象が間違っていたと気づきました。
あまり欲しくない人に安くしてまで販売しても、お互いに不幸になります。本当にこの商品を求めている人に、適切な価格で販売することでお互いに幸せになれます。そんなことを気づかせてくれる内容でした。」(有限会社ジーアップ柴田俊社長)
「顧客(当社で言えば流通業)と話す」ことが当社は非常に弱いと感じる。「顧客と話し、顧客を知る、そして提案する」一見当然の流れのようなことが出来ておらず、メーカー発の発想に終始している聴講後、自分の業務である営業の研修で、このことの重要性を伝えたところ、やはりほとんどの営業が出来ておらず、大きな課題として今後の業務に反映させていきたい。
(大手化粧品メーカー)
ヒット商品で大切なのは、真にお客様の声を広い、真摯に取り組むことが重要であると、再認識しました。
(大手食品メーカー)
「1円でも安くから1円でも高く」「商品=製品+α」などの言葉を聞いた瞬間は違和感を覚えましたが、自社のやりかたを考えるとまさにその通りだと気付くのに少し時間がかかりました。普段はそういった部分をあまり意識せずにいて、それが結局ライフスタイルマーケティングと同じことを意味していたわけですが、講師の方は色々な業種の皆さんに対して講義しているので、表現は一般的(汎用的)になるのが当たり前です。ライフスタイルマーケティングが正にこれに当たるとすぐに気付かないあたりが、自分の甘さだと痛感しました。
(大手自動車メーカー)
SWOTなどで弱みを強みに変えるのは我々の業界ではあまり考えづらかった戦略ではありますが、B2Bの飽和市場でもいろいろなヒントをいただいたと思います。また、顧客の目的をよく知るということは、やはり重要な戦略であり私自身の日頃の営業活動に生かせる内容でした。また、ティファールという新たな市場の創出は、機能満載の私たちの業界に何らかのヒントをいただいた気がします。
(大手事務機メーカー)
商品企画の方法が、難しい言葉や手法に捉われることなく具体的な事例で提示してくださり、とてもわかりやすく興味深く聞くことができました。「商品」と「製品」の違い、お客様は「解決方法」を欲している、他社の利点や業界の慣習を「捨てる」、など再認識・気づきが多くありました。7ディズマーケティングは、メンバーでも共有しやすくすぐ実践できる内容なのでトライしてみたいと思います。(自分もT- FAL愛用者なので負けないものを・・・)
(大手住宅設備機器メーカー)
差別化⇒独自性、利点を取り入れるマネはNG「魂のある商品」競合商品を見て商品を作っちゃいけない!お客さんを見て商品を作らなくてはならない。捨てる→置き換える→支える市場に中の争点、「利点」/「慣習」争点の発見 基本機能、付加機能、構成部品、関連事項、使用状況などなど商品企画のキホンを改めて認識することができました。お客様と魂(熱い想い)です!
(大手音響機器メーカー)
社内の頭の固い方々も社外の顧客と捉えれば、プランも磨かれるという発想は共感できます。なんだかスーっとしました。ありがとうございます。しかし実践的で素晴らしい、これなら1歩目が必ず踏み出せますね。
(大手食品メーカー)
事例と設問の組み合わせのプレゼンテーションは、非常にひきつけられました。“どうして?”という疑問に的確に“なぜなら”という部分が結びつき“だからこう考える”という商品開発のメソッドとリンクして実践的に理解を深められる講義で大変面白かったです。差別化ではなく“独自性”が、製品ではなく“商品”を生み出すのだ。そして徹底したニーズの分析が、期待していなかった“驚き”を生み出すことにつながるのだと気づきました。メーカーと消費者を結ぶ役割(B2B2C)の立場としての、“MarketにIngする”方程式を考え、自社の商品開発に役立てたいと思います。
(大手運送会社)
今回、最も印象に残ったお話であった。7 days marketing。素晴らしいですね。手法が非常に明快であり、さらに具体例も豊富で非常に分かりやすい。商品開発に活用できるのみでなく、私が担当しているソリューションビジネスにすぐに応用できるものであると実感した。目からウロコのマーケティングアプローチだった。
(大手自動車関連メーカー)
話の流れ、内容共に面白い内容でした。我々の商品作りは「良い物をできるだけ安く」の考えで商品を開発しているところがあり、少しでも高く売ろうという気概は薄い気がします。「価格が高い=価値が高い」のは当たり前なことであるにも関わらず忘れがちです。ここ最近の景気状況もありますが、同じような商品をただ安く売れば勝ちというやり方を払拭したいと考えます。
また、我々の考えの中に「商品=問題解決」という発想は欠けています。日用品に近い商品を扱っているメーカーとしてどのような商品が問題解決に繋がるかは考えたことがありません。今現在も何が問題解決に繋がるかが見えていない状況ですが、問題解決という発想は当たり前なことであり気付きとなりました。このような時代だからこそ、お客様の問題を解決して差し上げる商品作りは必要なことであると考えました。
(大手食品メーカー)
実践的とおっしゃったとおり具体的ですぐにでも日常の業務の中に取り入れようと思った。「深く物事を考える」べき部署にいながら考えるということをおろそかにしがちな日々の活動を今一度棚卸しして、より本質に向かう業務に時間を割けるようにしたい。
(大手化粧品メーカー)
会社の業務の中でこなしている内容だとは思っていましたが、改めて、体系だって教えていただくといいですね。
非常にわかりやすかったです。
(大手飲料メーカー)
極めて本質的な講義であった。飲料時代に様々な商品を上市した経験、また、担当が他社商品をネガティブに分析しているときにも感じたことであるが、どんな商品もお客様がいる以上は、絶対価値があるモノであり、要はその多寡だと考えていたし、その原因は「そもそも限界なのか」「伝え方なのか」「流通なのか」等4Pに行き着く、これがRPDCAサイクルということを改めて実感した。
(大手企業)
森本様自身、マーケティングを学問として実践から学んだと言われる通り、内容が全て実践的でわかりやすかった。マーケティングが失敗する理由の一つに、「顧客に聞かない」「仮設→検証を回さない」「戦略を実行しない」とあったが、当り前のようでできていないことであるので是非実践していきたい。
(大手化粧品メーカー)
森本尚樹講師のお話で、特に印象的であったのは、①顧客と会話をする。②書き出す③考えるという言葉です。中でも特に不足していることは、③の考えることだと思いました。お金をかけずに、お客様と話をして情報を得ることは、すぐにでも出来ることだと改めて分かりました。目からウロコという感じです。
(大手ファーストフード)
今まで、商品企画時には必ず競合品の強みを自社商品が超えられるか、ということを考えていましたが、結局それは物まねであり、消費者にとっては競合品以上の価値にはなり得ない、という指摘に頭を殴られたような衝撃を受けました。本当の弱みと強みを見つけ出す、顧客目線でものを考える、発想を逆転させる、というアプローチを今後は積極的に取り入れたいと思います。
(大手食品メーカー)
引き込まれる講演で、とても役に立ち勉強になりました。7デイズマーケティングは早速実践してみたいと思います。ご講演の内容自体もさることながら、パワポの枚数のからくりから最後にお話された「凡人が勝つ為には仕組みを作ること」という言葉が強く頭に残っています。今までの業務は仕組みを構築するまでは至っていないことに気付きましたので、今後肝に銘じて業務にあたりたいと思います。
(大手音響関連メーカー)
森本先生の話は、今までの自分の中での常識の変化や気付きが多く、すぐ改善できる視点のものも多くとても参考になりました。また、今後の仕事の上でその新しい自分の定規を使えるように、先生の本を読んでみようと思いました。
(大手食品メーカー)
講義内容が先生の経験をベースにしていることもあり、説得力がありました。「市場調査は自分で出来る」という言葉が印象に残っています。今年の年初、現職についた時、私はかなりのお金を掛けて市場調査を実施することを企画しておりました。様々な理由もあり結果的に実施はしなかったのですが、当時の考えは安直ではなかったか?と現在自問自答しております。
(大手自動車関連メーカー)
◆価格と価値について「1円でも安く⇒1円でも高く」「高品質・低価格なら売れるは間違いだった」というお話につき、弊社の商品は?の観点で考えさせられました。
・ポピュラー価格×安心品質だとしたら、どんな戦略を立てていったらいいのか?(「高価格化」の道と「価格はポピュラーだけど価値は高い」という道のどちらを選択していくのか)を考える必要性を痛感した。
・その際、価格だけで選び価値を感じて買っていただけるようにしないと他商品に移るだけなので、そもそも差別性の少ない商材の中で、お客様視点での独自性の突破口を見つけなければ・・・と感じた。
◆フリートークリサーチの実践にあたって
現在自分自身も含め、セールスの人間は相当数のお客様と会話を図っており、お客様にも「お買い求めの商品のどんな点が気に入っているのか?」も伺っています(しかし、雑談のような深堀ではなく、最後に自社商品をお勧めしたいという意図があります)。
・まずは書き出すというシンプルな方法からスタートし、まずは自社の本当の強みと競合の弱みのヒントを得てみたいと思います。
(大手企業)