ありがとうございました。

ありがとうございました。

今は横浜へと帰る新幹線の中です。

今日は昨年の5月から実施させていただいていた継続研修の成果発表会に参加するために四国を訪問してきました。

次の10年の柱となる新事業テーマを、中堅社員による4つのプロジェクトチームで創出するものです。ゲーム要素はゼロ。8か月間、本気で次の柱になる新規事業テーマを考えていただきました。
今日の成果発表会の参加者は80名以上。すごい雰囲気でした。笑
その中で4チームが各2テーマを発表。
実はこの実戦研修は昨年の11月に終了しています。

研修の最終回にはプレ成果発表会を開催し、私は各チームの発表を聞かせていただき、最後のアドバイスを差し上げていました。

12月・1月の2か月間は各チームメンバーが本日の最終成果発表会に向けて何度もミーティングを重ねられたそうです。

そして今日。

私はすべての発表が終了した後に、総括を語らなければならなかったのですが、不覚にも感動して、あまりうまくお話をすることが出来ませんでした。こんなことはもちろんはじめて。笑
何に感動したかと言うと、私の助言を超えて、たくさんのことを各チームが今日まで本気で考え続けたことが発表を聞いて分かったからです。
私が助言したことを、助言した通りにただ修正して発表されていたとしたら、私は涼しい顔で総評を語れたと思います。ですがそうではありませんでした。
そこにはたくさんの試行錯誤と、議論と、知恵と、それを乗り越えるための行動と努力が見てとれました。そして発表を終えたメンバーの笑顔に私は感動してしまいました。
さあこれからです。
今日、評価されたテーマも、そうではなかったテーマも、すべてはこれからです。
本当のジャッジはまだ下っていません。
会議で紛糾した企画が大ヒット商品になったことは1度や2度ではありません。それは私だけの経験ではありません。多くのヒットメーカーたちも同じような体験をしています。
今回の研修では何度も「自分達が本当にやりたい、やるべきだと思えるテーマを選択してください」とお話をしました。
だからそう信じれるなら、まだまだ前進すべきです。もっとたくさんの仮説検証サイクルをすばやく回してください。
みなさん、本当にありがとうございました。
またお会いしましょう。