写真は本社・サテライトオフィスの近くにある巨大な倉庫をリノベーションした隠れ家のようなカフェです。
誰もここにカフェがあるとは気付かないような場所にあります。
テラス席の目の前は海に繋がる運河というロケーションです。
ここは打ち合わせや気分転換に頻繁に使わせていただいております。
昨日もここで打ち合わせを行いました。
本日は終日、研究室(アトリエ)の方でコンテンツ制作とオンデマンド動画研修の収録を行います。
さて先日、「では皆さん頑張りましょう」とプロジェクトを締めようとしたら、リーダーの方が申し訳なさそうに、
「森本さん、すいません。当社では頑張れ、とか頑張ろうという言葉は禁止にしたんです」と言われてしまいました。少し驚きました。
それから調べてみたら確かにそうなんですね。知りませんでした。
特に病気や鬱病の方、震災などで被災された方にとっては「頑張れ」というのが禁句だと言うのが常識のようです。
頑張れと言う言葉は人を追い込んでしまう可能性がある言葉として再定義されはじめているようです。
これからはその言葉の使用に注意しなくてはなりませんね。
「頑張れ」
私が社会人になってから受け取った父からの手紙の最後には、いつも「頑張れ」と達筆の力強い字で書いてありました。
その「頑張れ」の字からは厳しさを感じたことは一度もありません。
私の父は逞しく男らしく寡黙で、でも本当に優しい父でした。
力強いその字からはいつも父からの優しく力強い「応援してるよ」というメッセージが伝わってきました。
それはまさに父の人生がそうであったように、毎日を誠実に生きていくことに対する「応援」であり、悲しいことや困難に対しても、それでも立ち上がり前を向いて生きていくいくことに対する「応援」だったと思っています。
私にとって「頑張れ」はこれからも特別で大切な言葉です。
「頑張れ」