今日は海沿いの街にいます。もちろん仕事で(笑)それでもうれしいものです。
森本式マーケティングは次の5つのルールだけを用いてマーケティング戦略を構築することを特徴としています。
① 自社に強みを活かす
② 競合他社の弱みを突く
③ ターゲット顧客を明確にする
④ 顧客の抱える問題を解決する
⑤ 商品を差別化する
この5つに現在は過不足はないと信じています。但し、自分の理論に固執するつもりはなく、ここに付け加えること、又はここから削除することで、クライアントの目標達成=売れる・儲かる仕組みがより強化されるなら、私はそれを実行するでしょう。これまでもそうしてきました。
さてマーケティングを勉強されている方から、森本式マーケティングはまさにブルーオーシャン戦略ですねと言っていただけることがあります。確かにブルーオーシャン戦略は経営者にとって理想の戦略であり、また実際にクライアント方からも普通にブルーオーシャン、レッドオーシャンという言葉を聞くことができます。
でもこのブルーオーシャン、レッドオーシャンってどこにあるか考えたことがありますか?その前にビジネスはよく戦争に例えられますが、実際にこの戦争ってどこで勃発しているのかご存じですか?
実はビジネスの戦争は顧客の心の中で勃発しています。そしてその戦争は静かな戦争です。決して血で血を洗う戦争なんかではありません。「どっちにしようかなぁ?あっこっちの方がちょっと安いや、こっちにしとこうかな・・・あっ時間がないから今日はいいや」っといった感じであなたの商品と他社の商品は顧客の心の中という戦場で静かに戦っています。
顧客の心の中には1滴の血も流れていません。ではブルーオーシャンとレッドオーシャンは存在しないのでしょうか?いえいえ存在します。それは商品を販売する経営者の心の中にあります。流れる血は利益という血です。その戦争には本当の戦争と同じように犠牲も、怒りも、憎しみも、生命の危機さえも存在します。利益という血を流す戦争はまさにあなたの心の中をまっかに染めるレッドオーシャンです。
同じように売れる・儲かる仕組みを手にした経営者の心の中はブルーオーシャンです。この青い海の向こうに、さらにすてきなことが待ち受けている予感で心が満たされています。
私はブルーオーシャンとは、まさに経営者の心の中の状況を表したものではないかと考えます。あなたも本当の意味でこのブルーオーシャンをめざしませんか。そのシンプルな方法があります!