昨夜は懐かしい友人が事務所を訪問してくれました。その後、馬車道にあるイタリアンレストランで、シャンパンをいただきながら、思い出話に花を咲かせました。本当に心から笑える、楽しい、楽しい時間を過ごさせても
以前も書きましたがバンドを組んで、活動していた経験があります。
学校を卒業してから就職もせず音楽だけをしていた時期がありましたから、「本気でメジャーデビューをめざしていました」と恥ずかしくもなくよく語っていました。しかし、絶対に無理だったと思います。なぜでしょうか。私が音楽を諦めたのは「才能がないと気づいたからです」と信じていました。確かに才能はなかったかもしれませんが、当時の自分に決定的に不足していたもの。それは簡単に言えば「努力」です。作曲をすること、詞を書くこと、歌うこと、演奏すること、すべてが楽しくてしかたがありませんでした。しかし、そこで決定的に足りなかったものそれは努力だと思います。では何の努力でしょうか?
練習もよくしていましたし、曲も書きためていました。オーディションにもきちんと投稿していました。でも結果は出せませんでした。なぜならメジャーデビューの意味を理解していませんでした。メジャーデビューとは自らの芸術(=音楽)を商業ベースに乗せるということです。