売上向上には歴然とプロセスがあります。
あまりにもあたりまえすぎて見落としがちですが、この条件が満たされれば売上が上げられる、この条件が満たされなければ苦戦するといったものです。
これは秘密のノウハウでも何でもありませんので公開します。
と言ってもこのブログでは何度も、何度も書いてきたことです。
売上向上のベースとなるのは、
① 商品が差別化されていること
② 商品で顧客の抱える問題が解決できること
③ ターゲットが絞れていること
・ ③のターゲットにローコストでメッセージを届けることができる方法をもっていることが必須です。
④ ライバルの弱みを突けていること
⑤ 自社の強みを活かせていること
⑥ ターゲットに対して適切な方法でコミュニケーションが行えていること
・ コミュニケーションとは広告宣伝、販売促進活動、PR、営業などを通じて顧客にアプローチすることです。
なぜこれらが必要かの答えを書きません。
その代わりちょとだけ考えてみてください。上記の①~⑥のそれぞれがある場合と、無い場合ではどちらが売上向上に貢献するか。
① 差別化された商品と差別化されていない商品
② 顧客が抱える問題を解決できる商品と解決できない商品
③ ターゲットが絞れている場合と絞れていない場合
④ ライバルの弱点を解決している商品とライバルと同じ商品
⑤ 自社の資産を生かした商品と、これまでの自社の商売とまったく無関係の商品
⑥ 顧客と対話することと、ただカタログを配布すること
この理論を論破するため一生懸命例外事項を考える必要はありません。例外事例はもちろん存在します。上記の①~⑥の条件にどれかに当てはまらないヒット商品はもちろんあります。しかし、その場合でも上記の①~⑥のどれかに特化しているケースがほとんどです。
このブログを読んでいる方で、売上向上策がわからないという方はぜひ考えてみてください。上記の①~⑥をやった方がいいか、やらない方がいいか。
森本尚樹