私のブログには実は大量の下書きが残されています。
書きはじめたけれど完結できなかったものや、政治的な内容が含まれているものなどは公開することなく下書きのまま保存されます。
今日、過去の下書きをまとめて読んでいると、ちょっとおもしろい日記を発見しました。
記事の内容は女優の沢尻エリカさんとプロフェッショナリズムについて書いたもので、保存日は2007年10月2日でした。
ちょうど「別に・・・」という発言で彼女が話題になっていた頃だと思います。
なぜこの記事を公開しなかったのかは覚えていませんが、おそらく沢尻エリカさんに対して批判的な内容だと判断したからだと思います。私自身はあの当時も今も、沢尻エリカさんが嫌いという訳ではありません。
原文のまま下記に転載します。
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沢尻エリカさんの初日舞台挨拶での態度が、大きな反響を呼んでしまったようです。なぜ彼女はあのような態度をしてしまったのでしょうか?
あらゆる可能性を考えても3つのとても重要なことが欠如していることがわかります。
1つ目は
「マネージメントの欠如」です。
彼女の初日舞台挨拶での事態に繋がる前兆は、他のテレビ番組出演時にもあったそうです。それをなぜ事務所は放置したのでしょうか?
放置したのではなく、実はあの態度は事務所の指示だという説もあるようです。差別化を図ったという表現をしたコメンテーターもいました。とすれば「沢尻エリカ」という商品に対するマーケティング戦略ということができます。ならば、
2つ目は
「マーケティング戦略のセンスの欠如」です。
あの場面であの態度を演出すべきではなかったはずです。もし、クローズド・ノートの話題性を高めるための、ニュースにのせるための戦略だとしたら、マーケティングのセンスが欠如しているとしか、残念ながらいいようがありません。ロシアの女性デュオ「タトゥー」のマーケティング戦略の成功と失敗をどのように学んだのでしょうか?
そしてもしこれがマーケティング戦略ではなかったとしたら、
3つ目は
「彼女自身のプロフェッショナリズムの欠如」です。
彼女の仕事は何でしょうか?役を演じること。おそらくそう考えているはずです。演技者としての技能を磨き、演技者として最高の成果を出すこと。でも、本当にそうでしょうか?プロとは何か?それはチームの勝利に貢献することです。ではチームの勝利とは何でしょうか?それはクローズド・ノートの成功に貢献することです。すべての感情を殺し、目標達成のために最善の選択を行うのがプロです。
だからと言ってテレビで笑顔を振りまく必要はありません。本当に演技だけで勝負するならば、プロモーションは一切行わないことを条件に仕事を受けることもできるはずです。その条件を獲得するために、努力すべきです。少なくともチームの足を引っ張るならばそれはプロではありません。絶対に。演技力だけでチームの勝利=映画をヒットさせることができるならば、例えプロモーションに参加しなくても、それはプロの仕事と言えます。
しかし失敗はかならず取り返すことができます。必ず。これからプロとしての仕事を見せてくれることを期待しています。
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