仕事の流儀

2013/11/04 10:32:35

私は人と大きく価値観が異なっているのかもしれません。
時にそれは人に理解されず孤独を感じることも少なくありません。

人には私がとんでもない偽善者に映るのか、かつて何人もの方から、こんな趣旨のことを言われたことがあります。

「なんだかんだいっても、森本さんだって契約を切られると困る訳でしょ?だから我慢しなければならないことだって本当はいっぱいありますよね」
「今と同じだけの報酬が今よりも楽に手に入る方法があるなら、そんな辛い仕事のやり方は絶対にしませんよね」
「森本さんだってもっとわりのいい上客が見つかればもちろん乗り換えるでしょ?」

さっぱり訳が分かりません。笑

はっきりと言います。
私は私の価値観と美学の中で自分の仕事のやり方を決めています。
そして私は私の価値観に合わない誰とも絶対に仕事をしません。

それがどんな成功者でも、どんな大物でも、どんな著名人でも、どんなに優秀な方でも、私が心から尊敬でき、弊社のクライアントになっていただきたい、と心から思える方以外の仕事をしません。

それは実に贅沢なことで、それは実に我儘なことで、それはとてもとても困難なことで、それは実に素晴らしいことです。

私は忘れません。

あるクライアントさまは経営が厳しく、弊社へのコンサルティングフィーが大きな負担となっていた時期があったことを。それでも私を必要としていただき、契約を継続し続けていただいたことを。

弊社に支払っていただいたコンサルティングフィーが、その方にとって、そして私にとって、どれほどの価値のあるものだったのかを決して私は忘れません。

だから私は誓います。絶対に成功させることを。

私のことを心から必要としてくれるからこそ、私は少しくらい無理ができます。
泥の中に足を踏み入れることを決して厭いません。
どこでも行きますし、何時でも何時間でもお話をさせていただきます。

むしろそれは成功に向けてクライアントと共に歩める、厳しくとも幸せな時間となります。

クライアントに成功していただくために私は今、何ができるのか?
その結果として現在の私の仕事の流儀があるように思います。