「マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる」(明日香出版社)がフジサンケイビジネスアイ、日経MJに続き、「日本一明るい経済新聞(ビジネス・サクセス・ジャーナル」(産業情報化新聞社)
営業現場で顧客に喜んでもらえることを志向していませんか?
それが「顧客志向」だと思っていませんか?
実はここに大きな落とし穴があるのです。
顧客に喜んでもらえることは何か?を志向しているかぎりは、あなたと顧客の関係は今後も何の変化もありません。
顧客に喜んでもらおうと価格を安くしているかぎりは、残酷なようですが顧客はあなたに感謝することはありません。むしろあなたを安売りしかできない業者として心の中で軽蔑さえすることもあるのです。
同じように顧客のわがままな無理難題の要求を、喜んでもらおうという一心で対応したとしても、顧客は心の中で舌を出しているだけです。
ではどうすればいいのでしょうか?殿様商売をすればいいのか?本当にそんな方法でうまくいくのでしょうか?
「顧客に喜んでもらおう!」という考えを捨て「顧客に感謝されることは何か?」を志向してみてください。実は「喜び」と「感謝」はまったく別の感情だと考えてください。
「感謝」は顧客がまったく期待していなかった事を実現してあげたときに起きます。そしてこの感謝の先にあるのが感動です。そして感動は口コミを生みます。
あなたのビジネスを通して、顧客があなたに感謝するとしたらどんな場面でどんなことをした時ですか?又、どのような問題を解決してあげた時だと思いますか?どのようなものを提供し、どのようなことをお手伝いすることを申し出たときに顧客はあなたに感謝するでしょうか?答えは実はそんなに難しくはないかもしれませんよ。
明日からの営業活動の中で何度も考えて見てください。どうすれば感謝されるのかを・・・・