皆さんは「グリット」という言葉をご存じでしょうか?「グリット」はペンシルバニア大学 心理学教授 アンジェラ・リー・ダックワース氏が提唱する「成功を収めた人たちに共通した特徴」のことだそうです。
このブログにもログが残っていますがあの日、私は出張先の仙台駅で被災して2夜3日間を仙台市内の小学校の廊下で過ごしました。
避難所では3日間でミネラルウォーター2本と小さなパン1個と、わかめごはん1パックとインスタントラーメンをいただきました。本当にありがたかったです。
でも避難所ではおむつがなくなて困っているお母さんや、お腹を空かして泣いているお子さんもいました。
今朝、テレビで「のみみずをください」と校庭に椅子をならべて訴えるメッセージを見ました。救援物資がまったく届いていないところがあると報道されていました。
あの時もそうでしたが何かをしたい、何かをしなければと思いながらも、結局は寄付をすることくらいしかできませんでした。
その寄付も本当に自分が届けたいところにちゃんと届いているのかと考えると、いてもたってもいられない気持ちになりました。
でもそうではないですね。どんなことでも、たとえ自分で届けたいところに届けられなくても、それはどこかで誰かの善意とつながっていくのでしょう。そして本当に届けたい人に、届けたいものが届くのでしょう。評論していても何も動きません。
考えてないでできることをしたいと思います。
祈ります。大切な人の無事を祈る方の心と共に、無事を祈り、無事を信じたいと思います。
そして、もしかしたら今ではなく、いつかまた、私にしかできない貢献を行わせていただけるチャンスが訪れるのだと思います。